LOFT

BUSINESS

SDGs

雑貨のチカラで
よりよい暮らしと地球環境を実現する

石森なぎさ×松本隆志×千場基晴

Mission

社会的な責任をもつ企業として、地球環境を守り、よりよい社会のためにできること。世界的にSDGsを意識した取り組みが一般化する中、ロフトも独自の方針でさまざまな施策を始めている。“ロフトだからこそできること”を盛り込んで、未来を創る取り組みとは。

  • 松本 隆志

    松本 隆志

    管理本部 総務部 部長

    1986年に西武百貨店に入社。趣味雑貨部配属となり、1997年にロフトへ転籍。各店舗にて管理担当職を歴任した後、2019年より現職。総務部長として渉外対応や店舗設備のメンテナンス・備品の手配、店舗の安心安全確保への指揮統括などにあたっている。

  • 千場 基晴

    千場 基晴

    商品本部 営業企画部 部長(取材当時)

    1988年に西武百貨店に入社。渋谷ロフトを皮切りに全国の店舗でのマネジャーやバイヤー、館長などを経験。営業企画部では、企画・販売促進業務や顧客計画業務をはじめとする全社企画の立案と推進に従事。2022年より銀座ロフト館長に就任。

  • 石森 なぎさ

    石森 なぎさ

    商品本部 営業企画部 スタッフ

    2014年新卒入社。吉祥寺ロフトにて家庭用品・生活雑貨、販売促進を経験。2018年より現職。主に映画や雑誌などのメディアとともに行う店頭でのキャンペーン企画や、新店舗オープン時の周知キャンペーン企画などの立案と推進を行っている。

SDGsにもロフトらしさを活かして

―ロフトのSDGsの取り組みの概要について教えてください。

松本 : ロフトのSDGs関連プロジェクトは、セブン&アイグループが2019年に発表した、「GREEN CHALLENGE 2050」という方針に基づいています。CO2排出量の削減やプラスチック対策などの4テーマを設け、グループ全体で環境負荷の低減に向けて努力しているのです。それを受けて、ロフトでは2020年9月に「環境・社会価値創造部会」を設置し、独自の活動や取り組みを強化することになりました。総務部と営業企画部で事務局を担い、進めています。

千場 : SDGsに関わる取り組みは、「環境・社会価値創造部会」の設置前からすでに存在していました。たとえば商品部がセレクトしたものの中には環境に配慮した商品もたくさんありましたし、総務部では店舗の照明をLEDに切り替えるなど、部門ごとに様々な取り組みを行っていたんです。まずはそうした社内の取り組みをヒアリング、共有するところから始めました。

―環境・社会価値創造部会が設置されてからの成果にはどんなものがありますか。

千場 : 一番の成果と言えるものは、それまでバラバラに行っていた取り組みをひとつの旗印のもとに共有し体系化して、ロフトとしての姿勢を打ち出せたことです。「雑貨のチカラで、暮らしと地球をしあわせに。」というスローガンを掲げ、「ロフトグリーンプロジェクト」として2021年11月から内外にPRしています。それまでは、各部門がそれぞれ独自の取り組みを行ってはいましたが、「どういう目的をもって活動するべきか」という指針になるものがなかったんですよね。

松本 : 総務部でも、2020年7月にプラスチック製のレジ袋有料化が全国的に義務化されたときに、有料化に加えて、ショッパーの素材自体をバイオマス30%配合のものに切り替えています。どちらかというと、企業として一般的にやらなければならないことに取り組んできたイメージです。しかし環境・社会価値創造部会が設置されてからは、「小売業を主体とするロフトだからこそできること」を中心に考えるようになりましたね。

biz_p3
biz_p4
biz_p3
biz_p4

2020年に多様な取り組みがスタート

―「ロフトグリーンプロジェクト」の枠組みで取り組んでいる具体的なプロジェクトについて教えてください。

松本 : 大きな反響をいただいているのが、2021年11月からスタートした健康雑貨売場でのリサイクルプログラムです。店頭に化粧品の容器回収ボックスを設置し、お客様に使用済みの容器をお持ちいただき、ボックスに入れていただくという取り組みです。化粧品メーカーの中には環境への意識が高いところが多く、独自の回収ボックスを展開されているブランドもありました。ロフトなら、その取り組みをさらに広げることができるのではないかと健康雑貨部と協力のうえ、各メーカーにお声がけし、現在33ブランドにご参加いただいています。

石森 : メーカーさんだけでなく、お客様も意識の高い方が多いですよね。容器回収を行っているかどうかが、購入する理由の一つになっているという方も多くいらっしゃいます。ロフトが、そういったお客様と各メーカーをつなぐ“ハブ”の役割を担っていることはとても価値のあることだと思っています。リサイクルプログラムは現在ロフト全店舗で、2022年10月1日から実施しています。期間を区切っているのは、その期間内の利用状況やいただいたご意見などを分析して、より企画をアップデートさせて未来へつないでいきたいという思いからです。

千場 : 銀座ロフトの屋上にある「銀座ルーフガーデン」も、SDGsの取り組みのひとつと言えます。ここの目的はヒートアイランド現象緩和に加え、循環サイクル、地産地消を目指し、お客様とともにSDGsに対する意識を高め、地域・社会との共生を図るというものです。収穫したハーブは、1階で販売しているほか、カフェで使ったり、同じビル内や近隣のレストランやバーにも販売しております。

石森 : もともとは本部からの企画立案ではなく、銀座ロフトのスタッフからの発案でスタートしたんですよね。当番制で水やり・収穫などの世話を行っていて、銀座ロフトのスタッフ全員が何かしらの形でルーフガーデンに関わっているんです。

松本 : さきほど話に出たショッパーの話に関連した取り組みとしては、今年のクリスマスは、ギフト用ラッピングを新たに設計しましたよね。

千場 : そうですね。クリスマス時期は、ロフトに期待してくださり、楽しんでくださるお客様がたくさんいらっしゃいます。お買い上げになった商品を包むものも、「今年のクリスマスのラッピングは素敵ですね」と言っていただけるようなものを作りたいというのが、毎年考えることなんです。ただ、それに加えて、ロフトとして打ち出しているサステナブルな取り組みや姿勢についても知っていただきたい。会社のメッセージのひとつとして受け取っていただけるように、どんなギフトツールがふさわしいか議論を重ねました。「ギフトツール分科会」というチームを作り、さまざまな店舗のスタッフに参加してもらいました。結果的に、ギフト用ラッピングとショッパーを兼ね備えるようなデザインのものができました。いい手応えは感じているので、ぜひ来年以降にもいい形でつないでいきたいですね。

社内でも広がるSDGsを
より幅広い領域で展開していく

―ロフトのSDGs施策における最新情報は?

千場 : 2021年秋に社内で「サステナブルサポーター」という取り組みを開始しています。さまざまな取り組みを行っていく中で、より企画を進め定着させていきたいという思いが強くなりました。そのためには、営業企画部や総務部の社員だけでなく、ロフトに関わるスタッフが主体的に参加し、企画し、実行していけるような取り組みをやるべきではないかと考えて、スタートしたものです。

石森 : ロフトのスタッフなら誰でも参加できるチームで、さまざまなバックグラウンドをもつスタッフが20名以上集まっています。2021年11月にキックオフミーティングを開催し、現在は外部のアドバイザーやセブン&アイグループのSDGsプロジェクト担当者による講義を中心に、“学び”から始めています。ゆくゆくはアイデアコンテストの形で企画を募り、いいアイデアはもちろん実現していきたいです。

―今後の目標や将来像は?

千場 : 小売業を主体とするロフトですから、環境に配慮した商品の取り扱いを、より幅広い領域で増やしていきたいです。2021年10月末に、サステナブル商品を集積して紹介する「サステナブルビューティー&ザッカ」と題した関係者限定の展示会を開催したところ、大きな反響がありました。展示会当日は環境に優しくて可愛いギフトをコンセプトとしたオリジナル商品「ロフト サステナブルプチギフト」などの雑貨も並びましたが、まだコスメ商品の比率が高いのが現状です。回数や規模を広げるとともに、ロフトらしい多様な雑貨を紹介できるようになることが目標のひとつです。

松本 : レジ袋の素材をさらに環境に優しいものに切り替えたり、店舗の照明をLED化したりといった総務部としての取り組みは引き続き行っていきます。ただ、より力を入れていきたいのは、営業企画部で行っている商品を軸とした企画や、容器回収プログラムなどの取り組みを発展させていくことだと思っています。

石森 : ロフトとしてさまざまな取り組みを行っているものの、まだまだ知られていないことも実感しています。よりロフトの姿勢や取り組みの具体事例をアピールしていくことで、お客様にとってもプラスになり、ロフトの企業価値の向上にもつながればいいなと思います。2021年に新しく始めたこともたくさんあるので、まずはそれらの施策の様子を見ながら発展させ、将来につなげていきたいですね。

biz_p3
biz_p4
icon_top_arrow